平成の大改修
社殿
 總宮神社では長年風雪に耐えてきた、拝殿屋根の老朽化が進み、この度葺き替え工事を行う事となりました。次世代へと誇りある文化遺産を継承致したく、何卒ご理解とご奉賛とをお願い申し上げます。
                                                       平成19年7月吉日
氏子崇敬者各位
                                                  總宮神社拝殿改修事業
                                                   実 行 委 員 会 一 同

總宮神社拝殿改修事業
趣意書
總宮神社は文禄2年(1593年)に長井郷すべての神社を合祀し、長井郷総鎮守として厚く氏子に親しまれてきました。
本殿は天明年間に上杉鷹山公の下賜によって建立され、江戸時代後期の神社建築を示す貴重な文化財になっております。今年平成19年はそれから数えて414年目に当たります。

 神社の由緒は次の通りです。
「 文禄二年、蒲生氏郷当郡を支配するに及び、鋭意土地の開墾を図り、頻に廃田を起こし孜々として勧農を勉めたりし際、神社、仏閣の肥沃の地に鎮座せるが為に収穫の不足を先ぐるを、これら神霊のすべてを宮村神社に合祀し、長井郷総鎮守として崇拝かつ神号を總宮と唱え、神領二百石を寄付して神社の修理を行い、もって、五十ヶ村の氏神と定めたり」と。以来、幾星霜専ら氏子の家内安全、身体堅固、交通安全と世の安寧を祈願してまいりました。
しかし、こうした歴史と格式のある神社も、幾歳月を経た今日、建物などの老朽化、腐朽が進み風雨や雪害に耐え切れない状況となりました。特に拝殿は雨漏りが深刻化し、このまま放置すれば危険な状況になってまいりました。拝殿は県下でも有数の広さと見事な銅板葺きの屋根を持ち、氏子の誇りとしてきた建物でありますが、昭和元年に建築され、築後80年以上経過しており、既に限界に達しております。 

つきましては、氏子崇敬者のご協賛を仰ぎ、この雨漏りと雪害を防ぐ改修工事と、併せて参拝者の安全を図る為の千鳥破風の新設を致したいと存じます。
時節柄何かと御出費多端な折、誠に恐縮に存じますが、何卒本事業の趣旨に御賛同を頂き、見事な拝殿改修が出来ますよう、格別の御協力と御助援を賜りますよう伏してお願い申し上げます。

                                                       平成19年7月1日

 總宮神社拝殿改修事業委員長  安部新一
 副委員長  我妻喬一
 總宮神社宮司  安部義朋
 禰宜  安部拓
 總宮神社拝殿改修事業名誉顧問  松木紀昌
 總宮神社拝殿改修事業  顧問  外田陽
 總宮神社拝殿改修事業  顧問  遠藤利吉
 
  委員
 池田伸一郎   大道寺一夫  佐藤真二
 鈴木稔      梅村隆      鈴木新吉
 鈴木雄一郎   宇山定男    太田直
 芳賀省吾    小松忠男    稲葉昭
 渡部綱雄    渡部俊彦    沼澤哲次
 小関英男    斉藤真二    鈴木要
 角屋勝輔    早川茂樹    若月浩明
 黒澤満雄    志村勇夫    菅秋雄
 安部義彦    島哲雄    我妻明
 平吹信彦    遠藤健司    井上雅晴
                         祭典係一同

記
拝殿改修事業計画概要
予算総額   壱千参百萬円

内訳 (一) 拝殿屋根銅板葺き替え、及び千鳥破風新設工事
(二) その他
※ 一口 弐千円以上。できるだけ二口以上お願い致します。
※ 寄進者すべてに記念神札贈呈
※ 高額寄進者は境内に掲揚致します(壱萬円以上)

完成予想図


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