長井は、宮と小出にわかれていますが、宮はこの總宮神社から出た名です。当地方の総鎮守として人々と共に長い歴史を歩んできました。 　總宮神社とかかわる人々、〜 日本武尊、坂上田村麻呂、卯の花姫、直江山城主、上杉鷹山公、白龍、そして名もない人々 〜 の歴史をひもといていく時、そこにはその人の切ない祈りや願いがあることに気付きます。 　私たちは氏子として常に氏神さまに見守られ、そのお陰、御加護、御神威を蒙りいただいています。人間はひとりで生きているのではなく、常にそうした神の御加護をいただいて生かされているのです。 　日々の生活を生かされていることに感謝しつつ、神社を中心に神さまとそして人々と共々によりよい社会を築いていくようにしたいものです。